いよいよ学校が始まりまして、
3年制の学校でしたのでつめつめでカリキュラムが組まれていました。
月曜から金曜まで規則正しく夕方5時まで寮や学校のある敷地内に閉じこもる生活です。
憧れたなあ〜。普通の大学生の「明日は3限からだから余裕〜。」みたいな会話に。
私には空きコマというのは一切なく、たとえ講師が休んだとしても教室内で監視付きの自習を行うという具合でした。
なので一切華やかでワイワイした感じもなく、ただひたすらに授業をこなす毎日です。
思ってたんと違う,,,
そりゃあ大学生と言えば飲み会、バイト、ちょっとだけ授業、また飲み会みたいな日常のはず。
まあ、飲み会は盛んにありましたが。これもまた普通のとはちと違いますよ。
バイトも禁止です。
ひたすらに国家資格を取るための技術を身につける施設でした。
初めの頃は座学が中心ですが。
看護学は看護師上がりの教師が教えますが、まあ怖いこと。怖いこと。女子校の女体育教師って分かりますかね。めっちゃ意地悪くて怖いんですよ。
それのレベル100です。
師長だとか役職も経験したような猛者が学校に下ってきたり、逆に中堅がキャリアアップのため働いていたり、とんでもないキャラが揃っていました。
令和では許されない指導だったと思います、平成最後の輝きをはなっていました。
専門的な医学の知識は付属病院の先生が講師をしてくださるのですが、これもまたキャラがすごくて。
やる気のない教科書を読み上げるだけの医者、接続していたパソコンで不適切画像をうっかり表示してしまう医者、コンプラアウト発言し続ける変態婦人科医と思い出しきれないのですが色々アレな人が多すぎてちゃんとした医学的知識が頭に入った試しがありませんでした。
座学が進んでくるといよいよ技術的な実習が始まります。
病院の実習に行くためにはまず様々なケアができないといけません。
私の学校で最初の実習はベッドメイキングでした。
こんなことからやるのか、いるか?コレと最初は思いました。
でも結局どこで働いてもついて回ってくるんですよね。病院や老人ホームなど人が生活する場所には絶対寝床がありますもんね。
ナイチンゲールがまずは患者さんの療養環境を整えるところから全てが始まる的なことを述べていたと思います。多分。
清潔で心地よいベッドなくして治療はできませんからね。意外と看護にとって大切な要素なんですよ。ベッドメイキング。
技術毎に確かテストがあったのですが、私普通にベッドメイキングのテスト落ちた気がします。
時間内につくりきれなかったんだと思います。そりゃそうですよ、今まで全部親にやってもらって何もしたことないガキですから。
再試に向けて放課後に実習室で同期と一生懸命練習した気がします。
素直でしたね。
いや、教師が怖過ぎて。
その後も沢山の技術を練習しました。
陰部洗浄、おむつ交換、清拭、洗髪、血圧測定、点滴、採血、車椅子移乗。その他にも沢山。
今入学してもなお、看護師が人のおしもを洗わなくてはいけないとは信じていませんでした。誰かそれ専門の人がいるのかな〜とか訳わかんないこと考えてました。
実習が始まって,,,
「私って本当に人のアレ洗うわけ?」
現実でした。
最初はドン引きでしたけど、まだ人体模型で練習するだけですからね。ポポちゃんのお世話気分。本番は病院の実習が始まってから。
陰部洗浄はさすがに模型でしたけれど、清拭や洗髪は同期とすっぽんぽんで練習しました。もう恥ずかしいとか言ってられなくて普通にやってましたね。(女子大です)
今ドキの学生はどうなんでしょうね。
あの時は、頑張ってもテストで教師がガン見してると緊張して本領が発揮できず悔しかったり、ダメ出しに傷ついたりしました。でも、同期と放課後練習する時間はわちゃわちゃしたりして少し楽しい時間だったし、それキッカケで打ち解けることもあるし今ではいい思い出です。
本気の裸の付き合いです。
看護師さんやってると患者に言われたことないですか?
「こんなこと(おむつ交換や陰部洗浄)してかわいそう。」
なんかこれすごいカチンときませんか。
まず仕事の一作業でしかないので、いちいち悲しんでませんし。
ただやってるだけじゃなくて観察とかしてますし。
こんなことするためにも学生時代に一生懸命実習をしてるんです。
「先生ムカつく!」と同期と頑張ったあの日々も否定されるような感じもしてなんかやるせない気持ちになるんですよね。私だけですか。
憐れまれて喜ぶ人いません。患者も気まずくてつい言っちゃうんだって分かってますけど、言って得することはないと思いますので、陰部洗浄は黙ってしてもらいましょう。
「ありがとう。」
だけで大丈夫です。

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