入学式の1週間前に入寮してから私は人生で一番長い1週間を過ごすことなりました。
入寮した初日に4人部屋に住まなければならないという事実を知り、がっくし。
いざ部屋に入ってみると汚いし、プライバシー0の空間。パイプ剥き出しのシングルより小さいベッドと事務机のみ。海外の刑務所ドラマにでてくる模範囚の部屋と同じくらいか、それよりちょっと下。
部屋毎にひとつ上の先輩がついてくれ、手取り足取り全てのルールを教えてくれるのですが、第一声に
「髪、黒染めしてね。」
???
入校要項に適切な髪色で。って書いてあったもん。
じゃあ染めるの一切禁止って書けよ…
代官山で素敵な髪色にしたばかりの私は突然の強制パルティにキレそうなところを何とか抑え
「はい。」
空気読みました。
週末は外出許可を取れば敷地の外へ出ることができました。入学してくる子達は出身地もバラバラ。
週末になると先輩グループがこの辺のこと教えてあげるよ〜的な機会が何度かあったのですが、私は地元だしイラつきもあったので
「実家に帰りますので大丈夫です。地元ですから全て分かります。」
それは空気読まないのかよ…
気持ちよく先輩風ふかしてやりなさいよ…
3年間空気を読まない後輩でしたが、運が良かったのでいじめられたりはしなかったのでご安心ください。
学生の大体の1日のスケジュールですが覚えてる限り
6:30 点呼
8:30〜授業
12:00 昼食
13:00〜授業
17:30 風呂
18:00 夕食
19:00 部活等、余暇
22:00 点呼、消灯
といったように過ごしていました。
では入寮して学校が始まるまでは一体何をしていたのか?
やることは一つ。それは入学式の練習。
ただそれだけ。
そんなバカな話があるかと。
あるんですね。
最も力を入れてらっしゃったのは校歌の練習です。
あれって入学する側が歌うものでしたっけ?在校生が歌うのでは?
いつ練習するのかというと学校で練習するのではありません。
毎晩点呼に先輩がうやうやしく現れて、口が空いてないだの、やる気が感じられないだのひたすらイチャモンをつけられる時間が60分以上続きます。
悪いけどそこまでする程の学校じゃありません。
馬鹿馬鹿しくて泣けるというのはまさにこのこと。
日中は教師に監視されながら校歌を歌い、パイプ椅子から立ったり座ったりする練習をひたすら繰り返します。某国の兵隊さんのようにビシッと揃うまでお許しは出ません。
悪いけどそこまでするほどの学校じゃありません。(2回目)
これをくる日もくる日も練習します。
「とんでもないところに来てしまった。」
この時の絶望感は一生忘れません。
長くなってしまうので寮の掟については次回。

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