業務効率化 看護師

【新人看護師必見】学校では教えない申し送りのコツ

投稿日:

求められるのはシンプルでわかりやすい申し送り

申し送りをしていて、先輩看護師に首を傾げられたりしたことはありませんか?私も新人看護師のころにありました。

そんなとき先輩看護師は「次の業務に移らなくてはいけないのに申し送りが長い。」「要点がまとまっていないのでわかりにくい。」「重要なことの優先順位がわかっていない。」などと感じているかもしれません。

申し送りのコツはシンプルにわかりやすくが鉄則。といっても、実際にどのように申し送りをすればいいのか、学校では教えてくれないのではじめのうちは戸惑うと思います。

でも大丈夫です。実は申し送りには型があるのです。

先輩看護師の申し送りに耳を傾けてみると…

「Aさんの貧血が悪化して血圧低下してます。検査データではHb6.5まで低下しています。血圧は70~80台で経過しています。RBC輸血を2単位行っていますが、血圧は低いままです。もう2単位の輸血オーダーが出たので輸血が届き次第の実施をお願いします。」

先輩看護師は、話のテーマを言った後に項目ごとに申し送りを行っていませんでしたか?そのあとに、夜勤でも行ってほしい内容を伝えていると思います。

看護師はなぜ申し送りをする?

ここで看護師はなぜ申し送りをするか考えてみましょう。

・今行っている看護を引き継ぎの看護師に継続して行ってもらうため

・急変や転倒などのトピックスを伝えるため

・共通の目的をもって看護を行うため

基本的には情報はカルテに書いてありますが、特に口頭で伝えて情報や目標を共有したり、患者さんの転倒や急変など大きな出来事を伝えるために申し送りを行っています。

申し送りの問題点と廃止について

うまく使えばカルテに記載するだけよりも重要事項が共有しやすいはずの申し送り。でも、残念ながら時間がかかりすぎることが業務の負担となり廃止となっている施設が増えています。

申し送りはシンプルにわかりやすく

申し送りはできる限り短い時間で、要点をまとめて伝えることが大事です。そのために、時系列で伝えたり、バラバラの情報を伝えるのではなく、型にはめて伝えることが重要です。

申し送りの基本型

【何について話すのか】はじめに話のテーマを短くいう

【何を一番伝えたいのか】時系列でなく項目ごとにまとめ優先順位を考えて並べ替える

【テーマについての情報と根拠】起こったことや自分が行ったことを短く言う

【相手に求める行動】継続してほしいことや自分の考えを伝える

申し送りをスムーズにするのにおすすめの本

申し送りや仕事としての会話についてもっと深めたい場合には、ロジカルシンキングを勉強するのが早いです。

会社ではまずロジカルシンキングを学ぶところもあるほどです。新人看護師は、疾患や看護技術を学ぶのに手いっぱいと思うかもしれません。でも、勉強も効率的にまとめられるようになるので、実はロジカルシンキングを学ぶのが近道とも思います。

ロジカルシンキングを勉強したいときにおすすめの本をいくつか紹介します

伊藤羊一さんの『1分で話せ』はプレゼンや営業が必要なビジネスマン向けの本ですが、看護師の申し送りには速攻で効果がありそうな内容です。

実際私もこの本を新人看護師への指導時に参考にさせていただいています。文章もわかりやすいのでまず初めの1冊にとてもおすすめです。

ほかのフレームワークを勉強してもっと看護の情報共有について深めたい。と思った方には大島祥誉さんの『マッキンゼー流入社1年目ロジカルシンキングの教科書』がおすすめです。一流企業の一年目に求められるロジカルシンキングは、もちろん看護現場にも活用できます。

ロジカルシンキングだけでなく看護の現場でもよく使われるクリティカルシンキングについても分かりやすく書かれています。

できる看護師になるための近道はロジカルシンキング

早く帰るナースのメモ・ノート術

目次 残業が少ない看護師はメモ・ノートに秘訣あり作業に集中!できるかぎりシングルタスクに1日は24時間☆時間間隔をつかむ実施したケア内容をメモする残業少なめナースのメモ☆3つのポイント 残業が少ない看 ...

続きを見る

できる看護師とは知識技術が秀でている人のことをいうのでしょうか?周りを見てみるとできる看護師と呼ばれている人は、もっている知識や技術から考えたことを人に的確に伝えることが得意です。

新人看護師さんができる看護師になるために、ロジカルシンキングも同時に勉強していくことをおすすめします。

  • この記事を書いた人

nana

看護師歴十数年のベテランナース。介護から急性期まで幅広い経験から、ナースや患者さんへ向けての情報を発信しています。

-業務効率化, 看護師
-, , , ,

Copyright© ナースログ , 2020 All Rights Reserved.