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新人ナース4・5月の目標☆1年間がスムーズになる目標管理その①

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新人ナースが1年間スムーズに働くための目標管理

新人ナースにとって、何を目標に1年間働いていくかはとても重要です。今回は働き始めの4月から5月までの目標をわかりやすく紹介していきます。

4月始め☆職場に慣れて社会人としての意識を持つ

4月の初めは、研修続きの病院が多いです。そんな中で求められるのは、社会人としての基本的な姿勢です。まずは看護師であると同時に、社会人としてののルールや意識を持つようにしましょう。

4月初めの目標

  • 職場に慣れる
  • 社会人としての基本を身につける
  • 看護師としての基本を身につける
  • 各種マニュアルの場所がわかる

職場に慣れる☆まずは病院の概要を知る

病院って普段は外来、お見舞いで病棟くらいしか行かないと思います。でも病院には、そのほかにも栄養科だったり検査室、職員棟などさまざまな設備や施設があります。まずはそれぞれがどこにあるか、しっかり確認しましょう。病棟内も何がどこにあるのか、部屋の並び順など確認してみてください。

そのほかに、自分が働く病院が地域でどんな役割を担っているのか、病床数や働く職員の数など基本的なことに興味をもってほしいと思います。

社会人の基本を身につける

あいさつ、言葉遣い、身だしなみ、遅刻欠勤をしない。当たり前のようですが、それだけに必ず求められる社会人としての基本です。

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看護師としての基本を身につける

看護師としての基本中の基本は、手洗いがきちんとできる。患者さんのプライバシーに配慮し守秘義務が守れることです。

手洗いについてはこのあと出てくる、スタンダードプリコーションという感染予防の基本の中でも、基本中の基本になります。正しい手洗いの方法を習得して感染予防に努めましょう。

患者さんのプライバシーに配慮したり、守秘義務を守るのも看護師の倫理としての当たり前のことです。だからこそ、初めからしっかり意識して欲しいと思います。

4月末☆体調管理をしながら仕事の基本を確認

新人研修がひと段落すれば、いよいよ病棟での仕事が始まります。まずはしっかり休息をとって体調管理に気をつけましょう。

日勤業務の流れを確認して、基礎的な看護をプリセプターや先輩ナースの指導を受けながら行います。電子カルテを使って、情報収集をしたり入力をすることも必要です。

自分が働く病棟に多い疾患や治療法、検査についての勉強をします。

4月末の目標

  • 体調管理に気を配る
  • 日勤業務の流れをつかむ
  • 病棟に多い疾患や治療について知る
  • 基礎的な看護を指導を受けながら行う
  • 電子カルテの使い方を身につける

看護師を続ける上で体調管理の優先度は激高

現場で働き始めると、毎日忙しく覚えることや勉強することがたくさんあります。でも、看護師を続けていくためには、心身の調子を整えるのがとても大事です。

夜勤が始まれば、いつ休息をとるのか、食事をするのかもしっかり管理しないと体調を崩してしまいます。取れるときに休息をとって、遊べる時は遊んで、食事をしっかり食べましょう。

心身の不調がある時は、早めに直属の上司に相談したり対処していきましょう。笑顔で優しい看護師でいるためにも、ぜひ自分の心や体を労って欲しいと思います。

日勤業務の流れをつかむ

まずは病棟で毎日必ず行われる清潔ケアや食事、点滴の時間などのスケジュールを確認しましょう。そのほかに、検査や手術などの治療、血糖チェックや薬を配るなどの予定が入ってきます。

病棟に多い疾患や治療を知る

病棟に多い疾患や治療について勉強していくのは、看護師を続ける上でずっと必要になります。コツとしては、1人の患者さんを全体的に看ることができるように、疾患や治療、検査や治療食などを総合的に勉強していくことです。

疾患で注意すべき症状や治療や検査で起こりやすい副作用や合併症は優先的に調べておくことで異常を早めに見つけることができます。

薬についても病棟でよく見かける薬や、知らない薬は電子カルテ内の薬剤情報や薬の辞典などでその場ですぐ調べる癖をつけましょう。

基礎的な看護を指導を受けながら行う

日常生活の援助、清潔ケアなど基礎的な看護から患者さんに関わっていく病院が多いです。プリセプターや先輩ナースの指導を受けながら看護を行います。

初めてするケアやわからない部分は、必ず確認していくようにしましょう。医療事故を防ぐためにとても大切です。

電子カルテの使い方を身につける

電子カルテで情報収集できるようになりましょう。まずは以下の項目についてどこを見ればいいのか確認するのがオススメです。

  • 経過表(体温や血圧、観察項目)
  • 看護や医師、リハビリ記録
  • 医師の指示簿
  • 検査データ
  • 食事の入力や変更
  • 掲示板(治療方針、家族や患者からの訴え)

電子カルテは基本的な記載方法は共通していることが多いです。ただし患者や家族からの訴えや治療方針、共有しておくべき情報などの記載場所や方法など、病棟ごとに決まりがある場合が多いです。確認しておきましょう。

5月☆安全対策や急変時の対応を確認

5月になると少人数を受け持って、業務の流れを確認していく病院が多いです。それと同時に、一年目ナースが身につけるべき看護技術を技術マニュアルに沿って指導担当のナースと一緒に行っていきます。注射や点滴についても実際に行います。

そのほかに重要なのが、急変時の看護です。急変時の初期対応に関する研修を、この時期から秋頃までに新人ナースや全職員対象に行う施設がほとんどです。

病棟看護師は、一人で働くのではなくチームで連携して看護にあたります。チームの一員としての役割やリーダーやプリセプター、ペアのナースへの報告や相談を密にしていくことが求められます。

病院では医療事故につながる可能性のある場面や実際起こった事故を、インシデントレポートにまとめて院内で検討します。インシデントレポートを実際に書いたり、書き方を学んだりします。転倒転落を防ぐための注意点を確認するのも大事です。

本格的な業務開始に伴って看護師は何ができて何ができないのか、患者さんに対しての倫理などを保健師助産師看護師法(保助看法)、倫理綱領で確認しておきましょう。

5月の目標

  • 急変時の看護について確認する
  • チームでの役割と報告連絡相談
  • インシデントレポートを書いて報告できる
  • 保助看法や倫理綱領でナースの役割を知る
  • 技術マニュアルに沿って指導者と実践できる

急変時の看護について確認する

 

看護師をしていて避けては通れないのが急変への対応です。患者さんの命にかかわるので、どう対応すればいいのか確認しておく必要があります。病院内では急変にひとりで対応する必要はありません。でも、先輩ナースが駆け付けるまでに最低限のことを行えるように学んでいく必要があります。

BLSプロバイダーコースをこの時期に受講する病院もあります。BLSプロバイダーコースでは医療従事者としての心肺蘇生法の基本が学べるので、何か研修を受けようと思ったら優先的に受講することをおすすめします。

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インシデントレポートを書いて報告できる

ヒヤリハット報告書とともに、小さな失敗は大きな事故につながることから、小さなミスや場合によっては大きな事故まで院内で共有して発生を防いでいくのがインシデントレポートの目的です。

院内書式のインシデントレポートの書き方を確認しておきましょう。小さなミスもなぜそのミスが起こったのか、共有していくことで大きな事故を防ぐことにつながります。

保助看法や倫理綱領で看護師の役割を知る

専門職にはそれぞれ法律や倫理綱領で定められた役割があります。保助看法では看護師の業務は『傷病者もしくはじょく婦に対する療養上の世話または診療の補助』と定められています。逆を言うと看護師は医師と同じことはできないし法律に定められていないことはできません。

検温を例にとっても、医師が定めた回数を下回ることはできないけれど、必要と思ったときに多く図ることができるなど法律によって細かい決まりがあったりします。まずは最低限看護師ができることとできないことは知っておく必要があります。

技術マニュアルに沿って指導者と実践できる

新人ナースにとって一番心配であり、努力が必要な部分でもあります。病棟によってなかなか出会うことのない処置や検査もありますので、まずは積極的に見学させてもらうようにしましょう。もちろん、事前に勉強する必要があるので大変だと思いますが、患者さんの安全、そしてこれから看護師を続けていくうえでこの時期の努力はとっても大事です。体調に気をつけて頑張ってほしいと思います。病院ごとに技術マニュアルがあるので、一通り目を通しておきましょう。

新人ナースの4.5月は社会人としてナースとしての自覚を育てる時期

社会人として最低限のマナーも求められるし、慣れない病院という環境で毎日働くこと、覚えることが盛りだくさんと毎日疲れ切って家に帰ると思います。まず一番大事なのは、病院に1年間通うこと。まずは1年間仕事を続けられたら100点満点です。体調管理をしっかりして、毎日を乗り切っていってほしいと思います。

  • この記事を書いた人

nana

看護師歴十数年のベテランナース。介護から急性期まで幅広い経験から、ナースや患者さんへ向けての情報を発信しています。

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